【商品紹介】今年買ってよかったもの2020 -本-
自分のことをずっと『本嫌い』だと思っていたのですが、今年はおうち時間が長かったのもあり、気づけば沢山本を読んでいました。
2020年が始まった時は読書経験が浅すぎて自分がどんな本が好きなのかすらわからない状態だったのですが、今年一年で沢山の本(170冊ほど)に触れてみて、読んだときに心が乱れない本や知識が増える本が好きだということに気付きました。
今回はそんな私が今年買って良かったなと思った本を紹介していきます。
読みやすいものが多いと思うので、興味があればぜひ読んでみてください。
今年買って良かった本
今回ご紹介する本は以下の4つです。
『線は、僕を描く』砥上裕將 (小説)
喪失感を抱いた大学生が水墨画の世界と出会い、人と関わりながら再生していく物語。
著者が水墨画家の方で、水墨画の描写がとても丁寧で綺麗でした。
私は読み終わった後に水墨画に興味を持ったのでネットで動画を探して観ました。
爽やかな青春ものが好きな人や水墨画に興味がある人にお勧め。
『ブルーピリオド』山口つばさ (漫画)
高校生が美術の世界と出会い、東京藝術大学を目指す物語。
絵の描き方について詳しく描かれていてとても勉強になります。知らない世界を教えてくれる物語は面白いなぁ。
個性的なキャラも沢山出てきて楽しく読めます。
『丸の内魔法少女ミラクリーナ』村田 沙耶香 (小説)
『コンビニ人間』の著者・村田沙耶香が描くクレイジーワールド。
妄想で魔法少女になりきる社会人、初恋の男の子を監禁する大学生、性別が禁止された学校に通う高校生、感情の変化に戸惑うおばさんをそれぞれ描いた短編集です。
今回もどぎつくて強烈なメッセージを感じる作品でした。全てが斜め上。こんなに可愛い表紙なのに!
4つの物語が入っていてどれも面白かったのですが、私は特に最後の「変容」という話がとても好きでした。
『カレーの世界史』井川岳久 (新書)
カレーがどのように世界中に広まって日本の家庭へ普及したのかがわかる本。
国ごとに宗教、気候、元々の食文化などが異なるので、カレーに入っている具材や辛さが異なるというのが面白かったです。
SBビジュアル新書はどれも読みやすくて面白いのでお勧めです。